「赴任そうそうの、S.Iさんの経験談」
(11ー06-01
)

【第一話】

9月7日(金)の夜、SIさんのお宅(Temporaryのホテルではなく、いわゆるPermanentの家)へBくんが9時頃までお邪魔していたそうな。

その後、10時頃に下着姿(上下とも)でガレージへ煙草を吸いに出たそうな。すると、ガレージと家の間のドアがオートロックで閉まったそうな。見事締め出し!!
「スタイルは、下着姿に裸足にゴルフシューズ。クルマのキーも家の中・・」

 誰かに電話しようにも電話番号不明。もちろん携帯電話もまだない。困り果てて、お向かいの見ず知らずの米人のお宅へヘルプを求めたそうな。運良くとても親切な米人で、カギ屋に電話をしてくれて、「その格好じゃなんだから」と家にも上げてくれて、コーヒーまでご馳走してくれたそうな。ストローでホット・コーヒーを飲んだかどうかは定かでない。

カギ屋が来るまでの約40分間、片言の英語で世間話をしたそうな。カギ屋の請求$85に対して、$81しかなく、結局$80でご免してもらったそうな。この修理後、オートロックはもう機能しなくなってしまったそうな。

しかし、夜の10時にこのスタイル、アメリカで撃たれなかったのはとてもラッキーと思いました。

【今日の教訓】

1.どんな時でも、人前に出ても恥ずかしくない身だしなみを整えること
2.どんな格好でもガレージで煙草を吸うのは控えること
3.どんな格好でもスペアキーは必ず用意すること
4.どんな格好でも世間話をするだけの英語力を身につけること
5.どんな格好でも値切ることができる人になること
6.治安の悪いデトロイト・エリアの中でも、治安の良い地区に赴任したことに感謝

 

【第二話】

  大爆笑の”ステテコ事件”に続く第2弾!”ハロウィン事件”の報告です。

 昨日は皆さんご存知の通り、アメリカはハロウィンでした。今年は例のテロの余波もあり、子供達も含めて慎重な空気が蔓延して、今一つ盛り上がりに欠ける事前の雰囲気でした。しかし当日はさすがにお祭り好きの米人のこと、昨今の重苦しい気運を吹き飛ばす意味でもやってくれるだろうと期待をしていました。
 我らのSIさんも今回がハロウィン初体験(やらしい)。1ヵ月ぐらい前から「どうしたらええの?」「お菓子はどのくらい買うたらええの?」
「子供達を迎える格好はステテコがえぇやろか?」とそわそわの連続でした。

 私も「まぁSIさんの場合は、単身赴任なので、当日はどこか飲み屋へでも潜んでいて、時間が過ぎるのを待つというのも手ですが、一度ぐらいは雰囲気を味わう意味で、お菓子を準備して待っていたらどうですか?」とアドバイスしていました。
そして、数日前、止せばいいのにSIさんは非常に割高な「日本のお菓子」を大量に(約1万円分も)買い込み、準備万端、当日を迎えました。当日も、いつもは定時後は、Yahooゲームで将棋を数局指して帰るのが常なのに、この日ばかりは5時を過ぎたらそそくさと家へ向かいました。そして6時頃から、食事をしている最中に子供達が来てもいけないと、食事もせずに待っていました。しかし、一時間しても子供達は来ません。さすがに焦ったSIさん、食事だけでもしようと思いましたが、それでもどっしりと腰を落ち着けて食べるのもはばかられたため、立って食事をしたそうな。
そして、2時間経っても子供達は来ません。「おかしい?」と思ったSIさんは外の様子を伺ったのですが、どうも人の気配がしません。「これは日を間違えたか」「それともH殿に騙されたか」と思ったそうです。そして待てど暮らせど誰も来ません。結局、最後までひとっこ一人来訪者はなかったそうです。そして8時半頃、H殿の家へ電話すると、こちらは大盛況だったようで、バケツ一杯のお菓子がなくなったとのこと。
 どうやらSIさんの住むサブディビジョンは老人夫婦宅が大半で子供がほとんど居ないのだそうです。結局、1万円分のお菓子はムダになるし、初めてのハロウィンの雰囲気は味わえないし、散々なハロウィン初体験(やらしい)だったとさ。因みにH家のサブディビジョンでは昨年同様、年に一度のハロウィンをたくさんの子供達が楽しんでいたそうです。

めでたし、めでたし。

【あと書き】

実は1万円分のお菓子と書きましたが、実際はさにあらず。その中には、お菓子を作る素(パッケージにはお菓子の写真が確かに写っている)やら、パーティー用にお菓子の詰め合わせを作るためのZiplocというビニール袋(これはお化けかぼちゃの絵が書いてあるハロウィン専用のやつ)などをお菓子と間違えてたくさん購入していたようです。

 この面白さのニュアンスは実際に見ないとわからないかなぁ?残念。で、私を含めて3人でそれらのモノを只で引き取らせていただきました。余りに気の毒なので、来年は是非、SIを自宅に招待したいと思います。よろしかったら皆さんもどうぞ。ただし、それまでアメリカで生きていられたらの話ですが。。。

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